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土が健康ならば


2019年 年末に、徳島県阿波市の小野農園を訪問した。

というのも、自分のスイーツを発売するにあたり、


「わたしのお菓子を買っていただく理由」がなんなのか考え直した時、


・自分が心地よく食べられるものをお届けしたい

・食の後ろ側を知っていながら、妥協した素材を選ぶのは無責任かも


と思ったからです。


自分の定番であるキャロットケーキの人参を選びなおした時、

小野農園さんに出会い、思い切って畑を訪問しました。



有機野菜とか、農薬不使用とか。シビアなイメージもありますが

こちらの農園にには 健康的な空気しか漂っていませんでした。


小野さんは、40年以上 有機栽培(自然農法)を続けてこられた。


驚いたのは、旬野菜について。


訪問した12月、徳島ではブロッコリーがたくさん作られる時期ですが

小野さんの農園はそれと違い、

人参、大根、葉野菜、大豆、、、あれあれ?

畑には、旬野菜カレンダーとは違う品目が育っていました。


伺ってみると、

「輪作」によって 冬でも多品目の栽培が可能になっているとのこと。

輪作とは、

同じ土地に別の性質のいくつかの種類の農作物を何年かに1回のサイクルで作っていく方法。栽培する作物を周期的に変えることで土壌栄養バランスが取れ、収穫量・品質が向上する。これにより、連作での病原体害虫などによる収穫量・品質の低下の問題を防ぐことが出来る。(wikiペディアより)






こちらが、「土のベッド」。

やわらか、軽くて、ふかふか。本当にやさしいベッドのようでした。


小野さんは、


「土がよければ、雨と日があれば、極端な水不足などでない限り、

野菜が勝手に育ってくれる。ほおっておけばいいから楽なんだ」


とおっしゃいました。




「楽なんだ」



みなさんはそう思いますか?

この言葉の裏側や 

ここまでたどり着くまでのことを思うと

決して楽なことではないことが想像されました。



「良い土の状態は、どういうふうに見極めるのか?」

聞いたところ

雑草や住む虫の種類や様子が変わってくる ということ。


ずっと優しい目で、曇りのない目で

土と向き合ってこられたんですね。





「土さえ元気ならば 勝手に健康に育ってくれる」



小野さんの野菜は、

どれも葉が生き生きしていて、それぞれが自分らしく生きているように見えました







そんな野菜を見て、

自分らしく生きていない自分に出会ったような気がして ほかと違って いいんだよと 教わったようでもあり 

気づいたら静かに涙が流れていました

土が健康ならば、自然と育つ

小野さん、すばらしい時間をありがとうございました。




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